白内障予防

生活習慣によっても白内障の発症率は左右します。危険度の高いものから挙げていきますと、たばこ・お酒・ヨーグルトがあげられます（たばこ以外は、普通に摂取する分には問題ありません）。
特にたばこは百害あって一利なしですので、健康を意識するようになると同時にきっぱりやめるべきです。また、ヨーグルトの過剰摂取は白内障発症リスクの赤信号であり、最近では若い人でも症例が多いです。

白内障予防につながる食品として、

ブルーベリー・カシスに含まれるポリフェノール、
ホウレンソウ・ブロッコリー・緑黄色野菜に含まれるルテイン（ルテインは水晶体を構成する物質）、
柑橘類・アセロラ・キウイフルーツ・トマトに含まれるビタミンC、
ピーナッツ・アーモンド・サラダ油・マヨネーズに含まれるビタミンE、
にんじん・オレンジ・コーン・かぼちゃに含まれるβカロチンなどが挙げられます。

※関係ありませんが、アトピーの方は植物性油は控えてください。

動物性のものよりも植物性の食品に、より多くの白内障予防物質があることがわかります。特にビタミンCは最も効果を発揮します。日本人の1日のビタミンC摂取量は100mgといわれています。

頑張って200mg摂取することで発症率は4割減となりますが、毎日だと大変なのでそこまではしなくていいですが、不足しないように食生活を心がけなければなりません。お酒の飲みすぎもいけませんし、たばこは論外です。

これらは一見、白内障にだけ絞っての記述としてとらえられますが、眼によいことは身体全体にもよいはずですので、肩肘張らず、ごく普通に健康的な生活習慣を身につけていけばよいのだと思います。

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